2006年09月26日
中川秀直の薬物疑惑
国会質疑より
○不破哲三
右翼団体の幹部に政治家としての致命的な弱点を[中川秀直は〕握られたということを言っているわけです。
この日本青年社というのは、政府公安調査庁が提供した資料によりますと、暴力団住吉会小林会を母体とする典型的な暴力団系右翼団体だと、そう規定をされています。つまり、指定暴力団の中でも悪質度において重点対象団体にされている住吉会の系統だと言われている。
この日本青年社の幹部が、一九九六年十月に、当時、科学技術庁長官であった中川〔秀直〕氏に内容証明郵便で六項目の質問を送っています。
前略
中川先生におかれましては、益々御健勝の事と拝察し、お喜び申上げます。私くし事で誠に恐縮とは思いますが一筆啓上させて頂きます。私は、貴殿とは広島県の呉市で何度か食事をし、選挙も票の売収までして協力したことは、承知している事と思います。 しかし、そういう私に対して、一度ならず二度までも侮辱されたのでは見過ごす訳にはいきません。 よって、平成八年十月十八日までに以下の件について回答願います。
(1) 中川秀直先生と、「M・T」こと「O・N」(昭・四四・七・二八生)が月々一五〇万円の手当てで、赤坂パークビルヂング二四一二号室で関係していた事。
(2) (1)件で私がマスコミを行かせたという事。
(3) 北朝鮮に、日本政府の要人として出発する当日の朝まで彼女を追い掛け回し、彼女の携帯電話に何度も電話をし、又朝六時~七時まで彼女と会っていて、当日朝七時の全日空ホテルの集合に遅れた事。
(4) 彼女が覚醒剤中毒であるのを知っていながらなんの処置もせず、あまつさえ貴殿も一緒に覚醒剤をうち、赤坂パークビルヂングの物置部屋に覚醒剤を隠し持っていた事。
(5) 赤坂パークビルヂング二四一二号室のベットの横にあった膨大なファイルは、立場を利用した恐喝の資料である事。
(6) 彼女がアークタワーズ一四〇八号を借りるにあたって、私を保証人にさせ、その部屋に出入りしていた事。
以上の件について事実かどうか返答ねがいます。 なき場合は事実として受け取りますので、ご了承下さい。
平成八年十月十四日
千代田区霞が関二 - 二 - 一 早々
中川秀直先生 科学技術庁長官
さらに国会答弁より
○鳩山由紀夫 この問題はもう既に答えが出ている話でありまして、もう中川官房長官が事実を認めて、そしておやめになった。それをいまだに総理としてかばうという発言、どう考えても私には理解ができません。問題をすりかえずに答えていただきたいと思っているんです。
国会の中で虚偽の答弁をするということが大変大きな犯罪的な行為であるということを、それは新しく官房長官になられた福田長官もみずから認めておられるじゃありませんか。そのように国会の中でうそをつくということを、本人も認めていることを、なぜ総理がここまでかばって事実ではないというような話をされるんですか。私にはまだわかりません。
○内閣総理大臣(森喜朗) 御自分がこのことは本当に、その声は恐らく御自分でお聞きになって御自分で判断をされたんだと思いますが、しかしそれまでの過程の中では、やはり本当に自分のものであるかどうかということ、あるいは電話でそういうものを、恐らく鳩山さんだってそうだと思いますよ。まさか一々毎日毎日の……(発言する者多し)ちょっと静かにしてくれませんか、できるだけ静かにお話をしたいんですからね、だれもが自分が出ている電話が、これが録音をされているかなんてことを恐らくだれも考えて電話している人はないと思いますよね。(「内容を言っているんだ、内容」と呼ぶ者あり)・・・
○鳩山由紀夫 総理、この会話の内容が余りにも深刻だから申し上げているのであります。中川官房長官は、まさにこれ総理の補佐当時、まさに官邸の中におられたときに知人に電話をかけて、警察が覚せい剤で捜査で動いているから気をつけなさいというふうに話をされた。これは事実としてもう認められている話であります。・・・
中川官房長官はその会話の中で、覚せい剤ですが、警察が内偵している、保安課が今動いている、私が集めた情報だ、いいかげんなものじゃないから気をつけなさい、こういうことを会話で話をされているんですよ。常識的に見てですよ、常識的に見て、このような発言をするということは、警察の情報を収集をして、それを漏らしていると、それは一般の人ならみんなそう考えますよ。総理、あなたはそう考えないんですか。
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